おうち時間の増加と肌トラブル

東京や関西圏に出されていたコロナによる緊急事態宣言が延長されました。5月中はまだ「我慢のおうち時間」が続きます。辛いことですが、コロナ禍の期間はこんな状況が続くことを覚悟しなければならないでしょう。


さて、「おうち時間が増えたことで新たな、あるいは、ひどくなった肌トラブルは何でしょう」という調査があります。それによると、1位は「ニキビ・吹き出物」、2位は「毛穴の開き・毛穴の黒ずみ・詰まり」、3位は「肌あれ」、4位「乾燥」、5位「くすみ」とのことです。また、別に手指消毒の徹底による「手・指のあれ」もあげられています。


では、なぜそのような肌トラブルが発生するのでしょうか。

おうち時間が長いと、つい食べすぎる(間食が増える)、それまでの生活習慣が崩れて睡眠不足や運動不足(それまで通勤や仕事でとくに意識せず体を動かしていた)、変化の少ない毎日によるストレスなどが原因で肌トラブルを招いてしまうことが指摘されています。


例えば先の肌トラブル調査の1位である「ニキビ・吹き出物」について。いわゆる大人ニキビに悩む方の代表的な肌の症状は、「乾燥するのに肌がベタつく」というものです。家の中にいても空調や陽当たりのレベル、部屋の構造など、何らかの原因で肌が乾燥することはあります。そうすると、肌は潤いを守るためにたくさんの皮脂を出す機能をはたらかせます。そして、過剰に分泌された皮脂が毛穴を詰まらせてニキビができるということになります。


さらに、乾燥した肌はターンオーバーの乱れから角質が硬く厚くなり、毛穴を狭めてしまうため、ますます皮脂が詰まりやすい状態になるというトラブル調査2位の毛穴トラブルにつながることも。乾燥はトラブルそれ自体として4位にランクされていますが、同時に多くの肌トラブルの原因となることを忘れないようにしましょう。


もし、部屋の構造や空調の関係で肌の乾燥を招いていると思われる場合は、濡れたタオルを部屋干しする、観葉植物を置く、濡れ雑巾で床や窓を拭く、浴室の入り口を開けておく、などをやってみましょう。加湿器を置くのが効率的という考え方もあると思いますが、加湿器を清潔に使用し続けるのは頻繁な清掃などに結構手間がかかることもあります。


また、毎日長時間家にいて変化の少ない生活を送っていると、ストレスを感じる人もいます。ストレスが肌に与える悪影響の代表が「ニキビ・吹き出物」といわれています。ストレスを受けると、ホルモンバランスがうまくコントロールできなくなり、男性ホルモンの一種であるアンドロゲンが大量に分泌されます。アンドロゲンが出ると皮脂の分泌が過剰に促され、皮脂により毛穴が詰まりやすくなる結果、ニキビ・吹き出物ができてしまうという関係です。


おうち時間の長時間化はしばらく続きそうです。この期間の肌トラブルを克服するには、肌の乾燥を避けて保湿に留意すること。また、適度な運動や気分転換の時間を持つことで、うまくストレスを軽減することが大切だといえるでしょう。


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