ヒメフウロエキスと光老化

ルミオーレジェル美容液に配合されている植物エキス。今回はヒメフウロエキスについてお話ししましょう。


ヒメフウロ(姫風露と表記されることもあるようです)は、北半球の温帯地方に生息するフウロソウ科の植物で、アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどの北半球の温帯域に広く分布します。日本で民間薬として古くから知られるゲンノショウコはフウロソウと呼ぶこともあり、ヒメフウロの近縁種です。 ヒメフウロは、猫脚印(びょうきゃくいん)とも呼ばれ、収斂(引き締め)作用や弱い利尿作用、止血や粘液分泌抑制などが知られています。



ヒメフウロエキスの効果について。

無防備な状態で長時間紫外線を浴び続けると、シミやしわ、たるみといった肌の老化が加速します。肌の老化は加齢によるものと思われがちですが、加齢による老化は2割程度で、残りの8割は紫外線などの外的影響によるものだといわれています。少し具体的に述べると、人の肌が紫外線を浴びることにより、皮膚の真皮層に放出される「トリプターゼ」という酵素があります。このトリプターゼは、紫外線を浴びた肥満細胞(マストセルあるいは顆粒細胞とも呼ばれる)から放出され、肌の基盤となる基底膜や真皮のネット構造を破壊し、シワを作り肌の光老化を導くと考えられています。また、トリプターゼは、コラーゲンを直接分解することに深く関わっていることも解明されてきました。このプロセスは古くから解明されていたわけではなく、2000年代になって明らかになってきたようです。



このプロセスに対してヒメフウロエキスは、紫外線を浴びることで発生するトリプターゼの働きを阻害し、人の肌を光老化から保護する効果が指摘されています。同時に、皮膚組織の中で起こっていると考えられるトリプターゼによるコラーゲンの破壊を抑制するといわれています。また、ヒメフウロエキスは、肌の角層の奥まで浸透して長くとどまる性質があり、保湿効果を発揮するだけではなく、光老化をケアするアンチエイジングの重要なエキスの一つといえそうですね。

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