肌の健康と運動

肌のケアについては、基礎化粧品を使ったお手入れそのものはもちろんですが、生活習慣、食事、睡眠など生活全般にわたる注意が必要です。


20代前半までなら、これらに対する少しくらいの無茶は体の回復機能がカバーしてくれます。しかし、個人差もありますが、20代後半から肌への影響が無視できなくなるといわれています。前回は、肌の健康と食事についてお話しましたので、今回は運動との関係についてお話します。



運動が肌の健康にいい影響があるであろうことは、誰にでも感覚的に理解できると思います。でも、具体的にどのような「いい影響」があるのかを挙げることができるでしょうか?運動がもたらす肌への効果は、簡単に以下のものが指摘されています。


・筋肉増加による肌のハリ向上

肌のハリは「コラーゲン」の影響がよく指摘されます。それはその通りなのですが、コラーゲンの下には必ず筋肉があります。運動でその筋肉を鍛えて筋肉量や筋肉容量を増やせば、肌のたるみを予防し、その結果としてハリのある肌を保つことができます。


・むくみの改善

筋肉量が増加すれば、静脈のうっ滞を改善し肌への栄養や酸素の供給を取り戻すことが期待できます。そうなれば肌の血色が改善し、クスミの改善につながっていきます。


・ターンオーバー機能の維持

何度かお話していますが、ターンオーバーというのは肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりのことです。肌は、一定の期間で新陳代謝を繰り返し、古い皮膚は新しいものと入れ替わっていきます。そのサイクルのことを「ターンオーバー」といいます。ターンオーバーが遅くなると、肌の角質が増加したり、老廃物の排出が遅くなって肌にダメージが残ることになります。ターンオーバーは通常28日が理想的な周期といわれており、運動によって交感神経のはたらきを高め、血流を促すことでこの周期を正常に保つことにつながります。


ここでいう「運動」はそんなに本格的なものである必要はありません。運動のために特に時間を取ることが難しいという方もおられるでしょう。


肌のための運動は気持ちの持ち方と工夫で実現できます。たとえば、エスカレーターやエレベーターを使わず階段を使用する、通勤の時に1駅分歩く、買い物を少し遠い場所にする、電車やバスでは座らずつり革を持ってつま先立ちで我慢するなど、今日から実行できることもあるのではないでしょうか。ただ、大切なことは始めた運動を毎日続けることことです。まさに、肌の健康も「継続は力なり」です。

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