胡蝶蘭エキスについて

いつもは時期に沿った肌ケアや肌トラブルについてお話ししていますが、今回はルミオーレジェル美容液をご購入いただいたお客様から「胡蝶蘭って豪華で高級な花という印象ですが、化粧品の配合材料としてはあまり聞きません。なぜ胡蝶蘭なのでしょう。どのような効果を期待して配合されたのでしょうか」というご質問をいただきました。そこで、あらためて胡蝶蘭エキスとその配合に関してお話しします。


胡蝶蘭といえば皆さんはどんなイメージを持たれるでしょうか。ご質問いただいたお客様と同様、一般には、高貴なイメージで実際にお花屋さんで見ても、他の花の何倍もの価格がついています。高価なだけにといっては何ですが、数か月もの間、美しく優雅な姿を見せてくれます。「長く華やかに栄える」象徴として、開店祝いや新築祝いに贈られるのも納得のお花といえるでしょう。


胡蝶蘭は綺麗な白い花を咲かせます。色が白いほど紫外線ダメージを受けやすいといわれているため、白い花を咲かせる胡蝶蘭は本来ならすぐに枯れてしまうはずです。しかしながら、胡蝶蘭は通常3~4ヶ月という比較的長い期間、花を咲かせています。

なぜ白い花を咲かせているにもかかわらず長く咲いていられるのでしょうか。結論からいうと、ダメージの修復機能がとても高いからです。日中のダメージを夜のうちに回復し、朝にはリセットした状態になるのです。そのプロセスはこれまで明らかではありませんでしたが、胡蝶蘭が含有するケルセチン、ルチン、フラボノール配糖体などが「夜間のダメージ修復機能」として機能することが最近の研究でようやく解明されました。



ただ、胡蝶蘭といっても世界各地で育てられています。その機能成分が最も高濃度に含有する生育地域を探索したところ、台湾嘉義県にある阿里山にたどり着いたのです。

ここは熱帯と亜熱帯が混和する特殊な地域で、さらに北回帰線上に位置しており、非常に珍しい気象環境となっています。この阿里山で栽培されているのが、「阿里山の胡蝶蘭」なのです。通常の胡蝶蘭は、直射日光を避けて栽培されるのですが、阿里山の胡蝶蘭は標高約1,800mの強い日光を直接当てて育てられています。このような厳しい生育環境にも関わらず、通常の胡蝶蘭が数ヶ月のところ1年間も花を咲かせることがあるのです。つまり、何らかの影響を受け、胡蝶蘭が持つ「夜間ダメージ修復機能」が驚異的に高まったのではないかと考えたのです。


さて、特に30代以降、「肌のハリ・弾力」が低下してしまうのは、肌の弾力を支えているコラーゲンやエラスチンが、日中に受けた紫外線などの外的要因によって分解・変性してしまう事が主な原因です。本来ならば、十分な睡眠を取れていればそれらダメージのほとんどが修復され、ハリ・弾力の深刻な低下を引き起こすには至りません。


しかし、睡眠不足によってダメージが朝までに回復されず、日中また新たなダメージを受けると、肌にダメージがどんどん蓄積されてしまい、「ハリ・弾力の深刻な低下」を引き起こしてしまいます。しかし、そうとわかっていたとしても、「今日から十分な睡眠を取るようにしよう」という切り替えができるでしょうか。睡眠不足の理由はさまざまでしょうから、そう簡単にはいきませんよね。そうすると、短い睡眠時間でもダメージを回復できるように回復力を効率化することを考えなければなりません。


この「回復力の効率化」という課題を念頭に、ルミオーレジェル美容液の開発にあたって、「胡蝶蘭の夜間ダメージ修復機能」、中でも、阿里山の胡蝶蘭に着目して胡蝶蘭エキスの配合を決めたのです。


ファラエノブシスシウドングウヒシュケイ花エキス「胡蝶蘭エキス」の正式名称です。


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