血行不良と肌トラブル

コロナ禍でリモートワークやお家時間が増えて、それまでの通勤やオフィスでの活動が少なくなり、体を動かす機会が減ってしまったという方も多いのではないでしょうか。エアコンの冷たい空気に接する時間が多く、体を動かす機会も減っているということは、自分でも気づかないうちに血行不良が起こっている可能性を疑ってもいいと思います。

肌トラブルの原因となる血行不良は、肌の新陳代謝を阻害して肌のターンオーバ機能を損ないます。また、必要な栄養分を肌に届きにくくし、肌トラブルを深刻なものにしてしまいます。



以下に、日常生活の中で血行不良の原因となるものをあげましたが、思い当たるものがいくつあるでしょうか。


冷え

私たちの体には、体内の温度を一定に保つための調節機能が備わっています。エアコンなどの外気の冷えを感じると、熱を逃がすまいとして血管が収縮します。そのため血行が悪くなり、肌の不調を招きやすくなります。


不規則な生活

起きて活動を続けていると、自律神経のうち「交感神経」がはたらくため、血管は収縮し、血液は主に骨格筋を巡ります。逆に、リラックスして眠りにつく時は「副交感神経」が優位のため、血管は拡張して抹消まで血液が巡るようになります。

夜ふかしなど睡眠時間の少ない日が続くと、交感神経が優位になる時間が増えるので、血液が全身に行き渡り辛くなります。



運動不足

筋肉には、血液を全身に循環させるポンプのような機能があります。 運動不足で筋肉を使わないでいるとこの機能が衰え、血行不良になる可能性が高まります。


偏った食事

私たちの身体は自分が摂取した食べ物で作られていますが、血液も同様です。脂っこいものや甘いものを中心に食べ続けていれば、中性脂肪の多いドロドロ血液となって血行不良になってしまいます。また、アルコールは分解に水分を必要とするため、飲み過ぎると血液が濃くなって、血行不良になる可能性が高まります。


きつい衣類を身につけている

身体を締めつける衣服や下着を着用していいると、血管が圧迫されて血行が悪くなります。 特に、血管と距離の近い関節部分を締めつけている場合は要注意です。



長時間同じ姿勢でいることがある

先に述べたように、筋肉は血液を循環させるポンプといっていい役割を果たしています。デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢でいることの多い人は、筋肉を動かす機会が少ないため、ポンプが十分な役割を果たせず、血流が滞りがちになります。長時間座り続けて足の血流が悪くなると、静脈に血栓ができて肺の血管に詰まる「エコノミー症候群」を起こす可能性もあります。時々、立ち上がって身体を動かし、手足の先まで血液を巡らせ流ようにしましょう。


このように、血行不良の原因は多岐にわたりますが、その多くは生活習慣から来るもので、 普段と少し意識を変えるだけで血行を改善することが可能です。


たとえば、「第二の心臓」と呼ばれているふくらはぎの筋肉を鍛えれば、確実に血行は改善されます。鍛えるといっても特別な筋トレなどに取り組む必要はなく、移動時や通勤時にエレベータやエスカレーターは極力利用せず階段を使う、その階段の上り下りの際にふくらはぎを使うことを意識する、また、一日に何度かストレッチでふくらはぎを伸ばすなど、日頃から意識して動かすだけでも血行改善の効果は得られるでしょう。また、食生活も意識を変えれば比較的容易に改善できます。ビタミン類の摂取を心がけて、あと少し、暑い夏を乗り越えましょう。


さて、最後に基礎化粧品によるケアとしては、「センブリエキスの効能」をあげておきましょう。センブリはリンドウ科に属する2年草で日本以外にも分布していますが、古くからの日本の代表的な民間薬のひとつです。室町時代末期ごろから薬草として知られており、「千回振り出しても苦味がある」ことからセンブリと呼ばれており、主に健胃のため用いられてきたようです。時代とともに研究が進み、センブリエキスには血行促進効果があることがわかってきました。そこで、エイジングケアの分野では、血行促進剤としてセンブリが注目されています。「古くて新しい成分:センブリ」を配合した美容液で血行不良の改善に取り組みましょう。


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